キャッシング会社のサイトにある「お試し診断」って何ですか?

Q.キャッシング会社の公式サイトによくある「お試し診断」って、何ですか? 記入しても大丈夫?


 

A.会社によって名前は違いますが「借入れ診断」とか「3秒診断」とかいうものですね。自分の住所と名前さえ記入しなければ大丈夫です。

 

「お試し診断」は、消費者金融各社の公式サイトにあるものですが、これは年収や勤務形態、借入件数などの5個〜10個程度の情報を入力することで、融資可能かどうかの目安を教えてくれるシステムです。

たいていは、名前や住所などを入力せずに、勤務形態や年収、年齢や居住年数などの審査に必要な最低限の情報をもとに融資可能かどうかの目安を教えてくれますので、利用者にとってはとても便利です。

名前を記入さえしなければ「申込」ではありませんので、信用情報機関へ照会されることも、スコアリングの情報が記録されることもありません。その場ですぐに結果がでます。かなりアバウトな情報だけで診断をするところもあれば、比較的細かく情報を入力した上で診断するところもあります。

ただし!

たとえば「モビット」の公式サイトにある「10秒診断」などは、名前や住所を記入して、利用規約に同意する必要があるので、この場合は「信用情報機関へ照会されている」と見たほうがいいでしょう。大事なことは、「自分の名前と住所を書くかどうか」です。

「自分の名前と住所を書く診断システム」の場合は、きわめて正確に融資が可能かどうか、いくらまで貸してくれるのか、がわかります。一方、アコムやレイク、プロミスなどのサイトにある「名前と住所を記入しない簡易診断」の場合は、この診断で「絶対に融資可能」という結果は得られませんし、「絶対に不可能」という結果もありませんので、基本的には気休め程度に考えた方がいいでしょう。(融資が難しそうな場合は「入力された情報だけでは判断できません」などのメッセージが表示されます)

とはいえ、申込が不安、審査に通るか不安という方は、まず試してみて事前に自分の信用度を見てみたり、融資をしてくれそうな会社なのかどうかを判断したりするよい材料になると思います。