会員規約はココを読め!

流し読み厳禁!
これが会員規約5つのチェックポイント

  • 期限の利益の損失
  • 利用限度額
  • 個人情報の取り扱い
  • 届け出事項の変更
  • 会員規約の損失について

会員規約って小さい字で難しい言葉ばかりで、、、そんなの読んでられない!って思っちゃいますよね。実際、ほとんどの方が読んでないと思います(笑)。

でも、会員規約を読まずに後で知らなかったは通用しません。業者の側もちゃんと説明する必要がありますが、分かったつもりで聞き流したり、どうせ了承しないと貸してもらえないんでしょ?!…なんて考えてスルーしてはいけません!

広告宣伝の金利とは違ったり、知らず知らずのうちに契約内容に違反してしまっていたりでトラブルの原因になりかねません。担当者も分からない部分を説明する義務がありますから、疑問・質問はどんどんするようにしましょう。お金を貸してもらう側だからといって、気後れする必要は一切ありませんので!

 

会員規約5つのチェックポイント

期限の利益の損失
期限の利益とは、「利用者が返済期限まで返済しなくていい」という意味です。つまり、期限の利益を損失するということは、「返済期限に関係なく返済しなければならない状況」ということになります。例えば返済が遅れた場合や契約内容に虚偽の記載が見つかったときなど、即刻全額返済を要求されることになってしまいます。

1日くらい遅れただけで全額返済なんてあるわけない、なんて思っていませんか? 残念ながら、1日でも遅れてしまえば全額返済の対象になりますよ。まぁ業者も忙しい(はずなので)1日遅れても確かに全額返せとは言ってきませんけど、もし「規約を行使して全額返済!」なんてことになっても、拒否できないので気をつけてくださいね。

利用限度額
利用限度額、つまり消費者金融があなたに融資できる金額の上限のことです。

この利用限度額は最初に決まった金額がずっと続くわけではありません。その後の利用状況によりどんどん変動していきます。優良な顧客に対しては限度額も上がっていきますし、遅延したりの問題児なら限度額は下がっていきます。業者は利用者のことを常に観察しているんですよ〜。

しかもこの限度額の増減の決定権は、すべて業者側にあります。しかも事前告知の義務はありませんので、ある日突然あなたの知らない間に利用限度額を下げられてしまう、なんてこともありえます。しっかり確認しておきましょう。

個人情報の取り扱い
キャッシングの契約に限らず、どんな契約であれ、登録したあなたの個人情報がどのように扱われるのかをは把握しておきましょう。とくにローンやキャッシングの場合は、個人信用情報機関に登録されることになりますので、必ず確認しておかなければならないポイントです。

届け出事項の変更
契約の時に記入した住所や電話番号などに変更があった場合は必ず変更内容を届ける必要があります。

しかし「勤務先」の変更はついつい忘れてしまいがちです。この「勤務先」というのは最初の審査の時以外業者も勤務先には連絡をしないので、ほぼ気づかないんですよね。ですが、審査基準として重要な部分でもあります。

勤務先は利用者の収入源先なので、返済にもっとも大きく関係してくる属性であるため、業者としては完全に把握しておきたいわけです。もし変更の連絡を怠り、この重要な部分を利用者がムシをすれば、カード利用の一時停止や減額などのペナルティを課せられることになるので、変更があった場合にはすぐに申し出るようにしましょう

会員資格の喪失について
会員資格の喪失についても会員規約内でちゃんと言及されていますので、要確認です。

利用者に何かしらの過失があった場合や、規約違反をした場合、会員資格を取り消しされてしまいます。例えばカード申し込み時に虚偽の申告をしていたり、業者からの変更手続きの催促に応じなかったり、またその他会員規約に違反したりした場合などです。

会員資格が取り消しされてしまうと、ほとんどの場合即時返済を求められます。つまり期限の利益が消失するわけです。ウソをついたらいごまかそうとせず、健全に利用するように注意してくださいね!