銀行系カードローンは総量規制対象外ですか?

Q.銀行系カードローンは総量規制対象外ですか?


 

A.いいえ。「銀行系」と「銀行」は違うものです。

 

ですから銀行系カードローンは総量規制の対象となってしまいます。ご注意ください。
まず、「総量規制」とは、個人の借入を年収の3分の1までに制限した「貸金業法」という法律に定められた規制のことです。例えば年収300万の人は、100万までしか借入ができません。

ただし、この総量規制には例外(対象外)となる場合が複数あります。その例を一部ご紹介すると・・・

    • 個人への貸付以外の貸付や保証の場合
    • 銀行からの借入の場合
    • 住宅ローンや自動車ローンなどの一部例外となる目的での借入の場合
    • おまとめローンの場合

ここで注意したいのが銀行からの借入の定義ですが、銀行とは「預金を行うことができ、その預金を運用(貸付)することができる機関のこと」を指します。

銀行系カードローンと呼ばれる会社は、「三菱東京UFJ銀行系カードローンモビット」とか、「SMFGグループのSMBCコンシューマーファイナンスのプロミス」など、一見銀行からの借入のようにも見えますが、預金業務のないノンバンクとして貸金業を行っていることになりますので、総量規制の対象となります。

例)
【銀行系】モビット・プロミス・アコム・アイフル
【銀行】レイク・楽天銀行・オリックス銀行

※各社のホームページへ言って、「会社概要」を確認すると、銀行なのか株式会社○○のような消費者金融会社なのかが判別できます。